一人旅日記③(台北)

前回の続きで

ホテルで少し休んでその日の夜、台湾の原宿と言われている西門町へ行きました。
若者が多い!でも人混みが苦手なので足早に一通り店を覗いていると遠くである人集りを見つけた。路上で弾き語りをされてる方がいて、しかも日本人だった!めちゃくちゃ上手くて
立ち止まって演奏を聞いていた観客が次々とギターケースに投げ銭。自分もほんの気持ち程度のお金と同時に「頑張ってください」と伝えると「おぉ日本の方?ありがとう!」と喜んでくれて、威厳漂う感じもあったけど魅力的な方でした。名前聞いておけばよかった、


お酒を呑みたくて携帯で店を調べていると、日本人がやっているBarを見つけた。30分ほど歩いて近くまで来たが、、

ん?
飲み屋はあるけど、どこも閉まってる
20:00で閉店?

Mapを見ながらそのお店に向かうが、やっぱりどこも店が閉まっていてMapの案内もバグって店の上を歩き出した。もう少し探してみようと歩いてると

「ガサっ!!」

と後ろから誰かが俺の腕を掴んできた
最初はスリかと思って抵抗したけど
見ると小さなおばちゃんがしがみ付いていた。笑

「オミセサガシテル?」と片言ではなく「日本の人?お兄さんお店探してるの?」と流暢な日本語だった。
ただ、おばちゃまは如何わしいお店に連れて行かせようと魂胆が見え見えだったので

「結構です」
「安くするから」
「いや結構です」
「お兄さん特別で安くするから」
腕を離そうとするがめちゃくちゃ力強くて
それがなんか面白くて、今でも思い出し笑いする。笑

「五右衛門っていうbarに行きたいねん!」て伝えると「あぁ〜休みよ」「台湾はいま、旧正月でみんな帰ってる」と親切に教えてくれた
それでどこも休みだったのか
おばちゃんにお礼を言ってその場を離れホテルに帰ることにした。笑
帰りに肉包を買って食べると肉が半生だった。
こんな事もあるよなと思いながら就寝